晩秋の上野公園を散策した。昔の仕事仲間達と、毎年春と秋の2回社会見学と懇親会を
やっており、今秋は上野・寛永寺をはじめ公園内を2時間
ほど観て回った。男女あわせて18名が参加、9:30出発。
11月9日は木枯らし1号が吹きすさぶ寒い日だった。
ガイドは、東京シテイガイドクラブから2人、園内を詳しく
説明を受けながら、江戸時代~明治維新を偲ぶ1日だった。
上野公園には、かつて寛永寺の大伽監があったが、江戸時代
の末期に彰義隊の戦いにより焼失。明治維新後、日本で最初
の公園に指定され博物館・美術館・図書館をはじめ、動物園
など文化の杜と称されているところです。
今回は徳川家代々将軍の菩提寺、寛永寺を中心に江戸時代300年
の歴史を訪ねたものです。
寛永寺は、二代将軍秀忠が、京の比叡山・延暦寺に倣って造営した
徳川家の菩提寺であったが、上野戦争ですべて焼失してしまい、
明治時代に、川越喜多院から本地堂を移築し、根本中堂とした。
清水観音堂・・・寛永八年天海が、京の清水寺に模して建立した↑
境内に入ると、渡り廊下から清水の舞台を想像できる造りである。
「月の松」清水観音堂から、丸いお月様を眺めるが如しであった。
建立時は、像高6mの大仏さまで江戸のシンボルとして崇められた。
上野大仏は、寛永八年建立されたが、震災で三回火事で一回焼け
落ち、現在はお顔のみレリーフとして保存されている。
上野東照宮は、家康公を祀る社。家光が建造、権現造りの金ピカだ。
五重塔・・・どういう訳か東照宮の境内の外柵にあり、動物園に
入らなくては傍で観ることが叶わぬそうです。線引きの謂れは?
昼食&懇親会は「上野精養軒」にて親交を温めあった一日でした。
体調イマイチだったので、2次会は参加せず来月の忘年会に
再会を約し、帰路についた。
万歩計・21,800歩 つかれた。
END