社友会(元会社)主催の見学会に参加
今日、元会社の仲間たち15名と、京急・生麦駅に集合した。
[生麦事件]の一部始終を知りたいと思い、この地を訪れましたが
横浜市内なのに、なんとなく寂びれた街にきたなあ・・の感じ。
この辺りは人影もまばらで、街中の商店街もゴーストタウン化して
時代から取り残されてしまったような「生麦駅前」である。
幕末の頃、日本が長いあいだ鎖国時代から開国途上の最中、天皇
攘夷の旗印を掲げる、薩摩・長州が幕府と対峙した混乱期に、英
国人を殺傷した生麦事件が、この場所で発生した。
薩摩藩主・島津公の大名行列に、4人の英国人商人が無礼を働
いたため、1人を切り殺してしまった事件が大問題に発展した
ものです。
これに怒った英国は、横浜に寄港中のイギリス艦隊7艘が鹿児島
湾へ入港し威嚇したが談合ならず「薩英戦争」が勃発する。
英・アームストロング砲の一斉砲火により、鹿児島市街の20%が
焼失するなど大きな被害を蒙る、のちに和解して薩摩は英国から
最新鋭の艦船や大砲などを購入し、軍備力を整えた薩摩藩は幕政
改革の先鋒を果たすことになる。
薩摩藩が、日本の歴史を大きく変えたと言われる陰には、この
「生麦事件」が引き金となった説があり、興味をもって見学した。
「生麦事件参考館」訪問・・館長・浅海武夫さん(87歳)
この館は、地元の酒屋を営むが店主が、自前で私設の展示館を
50年前から設置しており、事件の真相となる多くの資料を
取り揃え、こと細やかに説明を頂いた。 約60分
歴史本に書いてなかった話を聴けたのは大満足であった。
歩き始めて2時間、隣接する ”キリンビール工場に案内される
キリンビール鶴見工場の見学と、試飲を楽しんだ。
一番搾り」の製造工程を30分ほど見学してから、生ビールの
試飲が始まった。 いや~美味いねえ、市販品とは全々ちがう。
20分間、飲み放題(3杯までとあるが)10杯飲んだ者も
3人ほどいた。
ビールは麦芽100%の「一番搾り」が一番だ! 宣伝です。
会食は、広大な庭と芝生がみえる「麒麟館」で、またまた乾杯!
今日は、よく勉強し、よく飲み、良く歩きました。お疲れでした。 END